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Amazon Echoで事務所をスマートホーム化してみた

Echo !

Amazonの音声アシスタント技術「Alexa」を搭載したAmazon Echo。

日本にも上陸し、招待制で発売されています。

そんなAmazon Echoを入手することができたので、以前から興味のあったスマートホームに挑戦してみましたので、手順などをまとめておきます。

スマートホーム化したいもの

  • 照明(赤外線リモコン式)
  • 照明(ペンダント式)※紐を引っ張るやつ
  • 照明(壁スイッチ式)※作業中<後述>
  • テレビ
  • エアコン

材料

eRemote

LinkJapanから発売されている赤外線学習リモコンです。

eRemote、eRemote Mini、eSensorのラインナップがあります。

Miniを買いたかったのですが、品薄状態だったためeRemoteを購入。

基本的な設定は、「eHome」という専用アプリから行います。

<iOS版> eHome

<android版> eHome

eHomeの設定は公式マニュアルを参考にしました。

特に迷うポイントはありませんでしたが、2018年1月時点ではAlexaから操作できるのは「照明」のみとなっていますので、

テレビや、エアコンはeHomeの設定上は「照明」として登録する必要があります

照明として操作するので、Alexaから操作できるのは以下のような呼びかけパターンです。

  • 「Alexa 照明 付けて」
  • 「Alexa 照明 消して」
  • 「Alexa 照明 暗くして」

テレビやエアコンについては、現時点ではON/OFFぐらいならできるということになります。

Alexaでスマートホームスキルを有効化する

Alexaホームの「スマートホーム」メニューからLinkJapanのスキルを有効化します。

このスキルはアカウントリンキングが必要なのでeHomeで登録した情報でログインします。

スキルを有効化したら、「Alexa デバイス探して」と話しかけます。

20秒ほどでeHomeから登録した機器を検知してくれました。

あとは、さきほど紹介したように「Alexa テレビつけて」などで操作することができます。

ペンダント式照明も音声操作したい

紐でひっぱるタイプの照明です。和室とかにあるあれです。

(ペンダント式ということを初めて知りました)

テレビ、エアコン、シーリングライトに関しては赤外線リモコンがあるのでeRemoteに学習することができるので簡単に音声操作することができます。

しかし、ペンダント式だとリモコンがないので「音声操作は無理か」と、スマートホーム化計画から外そうと思っていたのですが、

試しにAmazonで「電気 紐 引っ張る リモコン」と検索してみたら「ペンダント式照明がリモコン式に早変わり!■吊り下げ式照明用■照明リモコン サンチャーヂ2▲工事不要■」という商品を発見。しかも安い(1,700円)

天井の差し込み口と照明の間に差し込むだけで付属のリモコンで操作できます。

さらに付属リモコンをeHomeに登録すれば、Alexaから音声操作ができるようになります。

ただし、この商品はリモコンボタンが1つしかなく「ON/OFF/豆球/OFF」の順を繰り返すのみとなります。(何回かAlexaにお願いしないといけない)

壁スイッチ式の照明も音声操作したい

蛍光灯などの場合は、さきほどの商品が使えません。

壁スイッチの取り替えは資格が必要な上、高額です。

そこで、以下の商品を購入して物理的に押せないか?検証中です

うまくいけば更新します。

bbPressのカスタマイズをいろいろやったのでまとめておきます

bbPress

bbPressはWordPressにフォーラム機能(掲示板)を追加するプラグインです。

記事執筆時点でのアクティブインストール数は30万以上となっていて人気のプラグインであることが分かります。

プラグイン作者にはWordPress創始者の一人であるMattさんも入ってます。

2018年1月時点では開発も継続的に行われているようです。

そんなbbPressをカスタマイズする機会があったので忘備録としてコードサンプルを残しておきたいと思います。

カスタマイズ要件とコードサンプル

トピック&回答の追加・編集にフックする

例えば、「トピックや回答にあらかじめ設定しておいたキーワードが入力されていたらメールする」といった時に検知することができます。

bbPressにその名の通りのフックポイントがあるのでフックすればOKです。

https://gist.github.com/mt8/7b1cab105d9a29f2ec931d798f32712e#file-hook_to_topic_and_reply-php

キーマスターにメールする

トピックや回答などの任意のタイミングでキーマスターにメールを飛ばしたいときなどに使用する関数です。キーマスターが複数いる場合は、ループで回してあげればよいでしょう。

https://gist.github.com/mt8/7b1cab105d9a29f2ec931d798f32712e#file-mail_to_keymaster-php

トピックの回答フォームに入力項目を追加する

ここでは、回答時に「この回答を会員専用にする」というチェックボックスを追加するサンプルを紹介します。

「今後の返信をメールで通知」の後に、「この回答を会員限定にする」というチェックボックスを追加しています。

さらにトピックの作成・編集時にチェック状況を回答のメタ情報として保存します。

※チェックの状態は保存しますが、会員しか読めない制御は別途実装が必要です。

https://gist.github.com/mt8/7b1cab105d9a29f2ec931d798f32712e#file-add_inputs_for_reply-php

ログインしている状態でログインページにアクセスした時に任意のページにリダイレクトする

bbPressではフォーラムユーザーをWordPressユーザーとして管理しています。

ログインはWordPressログインページではなく、固定ページ・投稿に[bbp-login]というショートコードを設置することでログインフォームを表示させることができます。

ただ、このログインページはログインした状態でもアクセスでき、その場合は「既にログイン済みです」というメッセージが表示されるだけとなります。

サンプルでは、ログインページに次の機能を追加しています。

  • 未ログインの場合は通常通りログインフォーム表示
  • ログイン済の場合は、アクセス元もしくはトップページにリダイレクトする

例えば、「特定のコンテンツは会員限定にしたい」といった場合。

そのページにアクセスされた時にログインページに、「?re=エンコードされたURL」としてあげればログイン後に元のリダイレクトさせることができます。

https://gist.github.com/mt8/7b1cab105d9a29f2ec931d798f32712e#file-customize_login_form-php

他にも追加していきます。


mt8ではbbPressのカスタマイズも行なっておりますので、上記以外にもカスタマイズのご依頼があれば問い合わせフォームよりご連絡をお願いします。

草コイン、BitZenyのVPSマイニング状況

Time4VPSで国産仮想通貨「BitZeny」をクラウド(VPS)マイニングという記事がとても読まれているようなので、一ヶ月のTime4VPSでのマイニング成果を紹介しておきたいと思います。

契約しているサーバープラン

検証や、その他仕事の用途のためにXSからXLまでの各プランを複数台ずつ契約しています。

そのうち、あまり稼働してなかったXSからXLまでの各サーバーを1台ずつ計5台を使ってBitZenyのマイニングを行いました。

プランごとのハッシュレートは?

約1ヶ月マイニングを稼働させて、だいたい平均値が出てきたのでまとめておきたいと思います。

なお、CPU Minerはcpulimitを使って75%程の制限をかけてマイニングしています。

プラン ハッシュレート
XS 0.09
S 0.02
M 0.22
L 0.57
XL 0.66

マイニング成果

上記5台稼働で、1日あたり平均8.5枚ほどマイニングできています。

Time4VPSで2年プランで契約しているので簡単に1日あたりの収支を計算してみると以下のようになります。

前提

各通過のレートは記事執筆時で計算しています。(小数点四捨五入)


EUR/JPY:136円

ZNY/JPY:27.5円


プラン 契約金額(EUR) 1日あたり(730分の1)
XS 6,495円(47.76) 約9円
S 9,759円(71.76) 約13円
M 14,655円(107.76) 約20円
L 24,447円(147.76) 約33円
XL 44,031円(323.76) 約60円

5台のVPS費用が1日あたり135円ということになります。

1日のマイニング数が8.5枚なので27.5円×8.5=約234円となり、1日あたり約99円の黒字ということになります。

同じXLプランでもハッシュレートがすごく低いものもあったりするので、当たり外れはあるようでした。

上記表だけを見ると、XSプランを複数台運用が効率がいいのかもしれませんね。

XSプランなら6,000円ちょっとで始めることができるのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

Time4VPSは以下から契約することができます。↓

Time4VPS.EU - VPS hosting in Europe

 

ちなみに、BitZenyを買い増しする時は以下のステップがおすすめです。

Time4VPSで国産仮想通貨「BitZeny」をクラウド(VPS)マイニング

BitZeny

国産コインのBitZenyが注目を集めつつあるようです。

BitZeny(ビットゼニー)のウォレット開設・購入方法

BitZenyのウォレット(口座)作成と、購入方法は以下のブログが詳しいので参考にしましょう。

大暴騰!第二のモナコインとなるか?「BitZeny」の購入方法。

ビットゼニー(ZNY)をCryptoBridge(クリプトブリッジ)で買う方法!【日本語対応】

C-CEXという海外の取引所でもBitZenyの購入が可能なのですが、ユーザー数の急増によるメンテナンスの常時化や、「仮想通貨を捨てるボタン」の実装など信頼面で微妙な印象です。

2017年12月現在だと、CryptoBridgeが日本語対応していてスムーズに取引ができました。

BitZenyをマイニングする!

以前から興味があった仮想通貨のマイニングをリトアニアの超格安のクラウドベースのVPS、Time4VPSで試してみたので、手順をまとめておきたいと思います。

BitZenyのマイニング環境を思っていたよりも簡単に構築できてしまったので、興味のある方は是非トライしてみて下さい。

マイニングプールの設定

プールへの登録

LA Poolに、BitZenyのプールがあるので登録します。

以下のように入力しましょう。

項目 入力内容 備考
ユーザーネーム(Username) ユーザー名 マイニングの設定ファイル名に使用
Coin Address コインアドレス Bitzenyのウォレットのアドレス
パスワード(Password) パスワード LA Poolへのログインに使用
Email メールアドレス LA Poolへのログインに使用
暗証番号(PIN) PINコード アカウント情報変更する時、マイニングしたコインをウォレットに送信する時に使用。

忘れないように(リセット可能)

https://lapool.me/bitzeny/index.php?page=register

ワーカーの作成

LA Poolに登録したら、ログインして以下のメニューからワーカーを作成します。

[My Account] – [ワーカーの編集 – My Workers]

“Worker Name”、”Worker Password”ともに任意の値でOKです。

※マイニングの設定ファイルに記述することになるので忘れないようにします。

ワーカーは複数作ることができるので、手元のPCや、VPSも契約ごとに分けて作成した方がハッシュレートやマイニング結果とかを確認しやすくて便利なのでオススメです。

********************

BitZenyのマイニングに対応しているプールについて。

LA Poolをはじめ、ほとんどのマイニングプールがMPOSというオープンソースソフトウェアで稼働しているようです。

各マイニングプールへの登録手順・ワーカーの設定手順は同じでした。

また、有志の方が「BitZeny Mining Pool Information」というBitZenyのマイニングプールの稼働状況を可視化するサービスを開発してくれていますのでプール選びの参考にしてみるとよいでしょう。

※stratumのアドレスはトップページかヘルプページに記載されていますので確認しましょう。

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Time4VPS

Time4VPSにユーザー登録

まずはTime4VPSにアクセスして、からユーザー登録を行います。 (バナークリックでTime4VPSに飛びます。)


Time4VPS.EU - VPS hosting in Europe

英語ですが難しい内容は特になく、簡単に登録できましたよ。

VPSサーバーを購入する

Time4VPSにユーザー登録が終わったら、ダッシュボードにアクセスします。

こんな感じのメニューがあるので、「Order new service」から新規VPSの契約をします。

ちなみにTime4VPSのサーバープランはこんな感じ

月額:2.99ユーロからとなっていますが、これは2年契約した場合の価格。

今回は最小構成のXS Planで試してみました。

“Biennially”というのが2年契約です。

XSプランのスペックは以下のような感じになってました。

CPU 1コア 2.40GHz
RAM 512 MB
HDD 20 GB (IOPS)

マイニングに関係するのはCPUだけなのでディスク容量が少なくてもよいです。

購入前の確認画面

Addonsは特に必要ありません。

また、Time4VPSはたまーにプロモーションコードを配布しているようです。

最近だと、ハロウィンやブラックフライデーで配布がありました。(次はクリスマス?)

プロモーションコードを持っている人はこの画面で「Use Promotiolan code」をクリックします。

注文画面

Time4VPSは以下の支払い方法に対応しています。

  • クレジットカード
  • WebMoney
  • 銀行振込(日本からできるのか不明)
  • PayPal
  • ビットコイン

ビットコインに対応しているのはさすが海外のサービスといった感じですね。

今回はPayPalを選択しました。

“I have read and accepted Terms of Service, Privacy Policy and Refund Policy”にチェックを入れて、「CheckOut」をクリックすれば購入完了です。

購入完了画面

この状態だと支払いが終わっていない状態なので、”Submit payment”をクリックして支払いを済ませます。

この画面から移動してしまった人は、ダッシュボードの「Invoices」からでも同じ画面に行くことができます。

インボイス画面

内容が正しければ、”PayPal Check Out”のボタンから決済を行います。

VPSサーバーの設定

VPSサーバーを購入したら、ダッシュボードの「Services」の一覧にVSPサーバーが以下のように表示されます。

“Manage”をクリックすることで、サーバーの管理パネルに入ることができます。

ただし、購入してすぐは以下のように”It can take up to 15 minutes to get your instance ready after received payment. Please wait, thank you for patience!”というメッセージが表示されますので、少し待ちましょう。

(VPSサーバーの初期設定に15分ほどかかります)

準備完了

“Hostname”を控えておき、”Install OS”をクリックします。

OSのインストール画面

OSは、Ubuntu 16.04(64-bit)を選択しました。

“Are you sure you want yo reinstall server?*”ってなってますが、新規インストールなので、気にせずに”Yes”を選択して”Continue”をクリックします。

インストール中の画面

OSのインストールに3-5分かかります。少し待ってから、”Instration Results”をクリックすると、rootのパスワードなどが確認できます。

インストール結果画面

ここでSSH接続に必要な”Host”と、”Password”を控えておきます。

VPSにマイニング環境を整える

ここからの作業はCUI(コマンドライン)での作業を含むため、Gistにコードを置いておきますので参考にしてください。

また、セキュリティのため、私は以下の設定を行なってからVPSでのBitzenyマイニングを行なっています。

  • SSH接続のキー認証有効化
  • パスワードでのSSH接続を禁止する
  • rootユーザーでのSSH接続を禁止する
  • zenyというユーザーを作ってマイニングを行う

Gistにも書きましたが、以下は頑張って事前に作業してください。

  • 「zeny」等の作業用ユーザーを作成する
  •  SSH接続をキー認証方式に変える
  • rootユーザーでのSSH接続を禁止する

***更新ここから***

この手順がよく分からないというご意見をたくさんもらいましたので、Gistに追加しました。Macでの手順になりますが、参考にして下さい。

※Gistでは最低限、SSH接続をキー認証のみにする設定を載せていますが、ポート番号の変更、rootユーザーでのSSH接続の禁止もした方がよいと思います。

***更新ここまで***

また、Time4VPSは共用サーバーなので他の人に迷惑をかけないようにcpulimitというソフトウェアを使ってCPU MinerのCPU利用率を制限しています。

このあたりは適宜調整しましょう。

https://gist.github.com/mt8/b9f3b2040cd629bc29cd44dc8145a30b

マイニングしたら・・・

結果の確認

LA Poolのダッシュボードから確認することができます。

“Confirmed”が確認済みでBitZenyウォレットに移動可能なコインの数量です。

“Unconfirmed”が確認待ちの状態。2時間ぐらいかかるようです。

LA Bitzeny Poolからウォレットへの送金

マイニングし、Confirmedとなったコインはウォレットへ送ることができます。

まずは[My Account] – [アカウントの編集]で、払い出し先のアドレス(ウォレットのアドレス)をPayment Addressに設定します。

Account Detailsの更新時には、4桁のDigit Pinが必要です。(LA Poolにアカウント作成時に設定したもの)

この設定が終われば同じ画面にある、Cash Outから送金ができるようになります。

送金時にも4桁のDigit Pinが必要です。

LA Poolのアカウント作成時に設定した4桁のDigit Pinを忘れた場合は、アカウント編集画面にある、Reset PINから変更が可能です。(要パスワード)

最後に

Time4VPSを使ってのマイニングについて書きました。

ちなみに、XSプランの費用が2年で47.76ユーロ。購入時のレートで6 380円でした。つまり1日あたり、6380÷(365×2) = 約8.7円ということになります。安すぎる・・・。

いまはマイニング参加者が少ないのか1日1ZNYぐらいになっているのでプラスの状態です。(ZNY/JPYが40円ぐらい)

2年後がどうなっているかは分かりませんが、第二のモナコインとなることを夢見ておきます。

Time4VPSの申し込みはこちらから。

Time4VPS.EU - VPS hosting in Europe

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一ヶ月のマイニング成果をまとめてみました。

記事はコチラ→草コイン、BitZenyのVPSマイニング状況

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Alexa Skillを開発しました(株式会社Secual様)

Amazon Echo日本上陸

2017年11月8日、Amazonより日本語に対応したAmazon Echoがリリースされました。

アメリカでの発売の2014年11月6日から約3年越しでの日本版リリースとなります。

日本語に対応したAlexaスキルの開発

mt8では、このリリースに合わせる形で株式会社Secual様のホームセキュリティサービスを音声操作することができるAlexa SkillをTinmsと共同開発を行いました。

本スキルは日本語での操作が可能です。

リンク

株式会社Secual | スマート・セキュリティのSecual(セキュアル) 、「Amazon Alexa」に対応開始 ~「Secual」のAlexaスキルを一般公開、音声コントロールが可能に~

Tinms | Amazon Echo に対応した スマートホーム Alexaスキル開発事例 (株式会社 Secual 様)

WordPressの書籍を執筆しました。

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