リブライズの書籍データをWordPressで表示するプラグインを作りました

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リブライズの書籍データを公開されているAPIで取得してリスト表示するWordPressプラグインを作りました。

 


 GitHubでWordPressプラグイン公開してます

Mt8 librize Book Listです。リブライズAPIの詳細ドキュメントが見つからなく、この先も使えるかが怪しいので公式ディレクトリへの掲載は保留しています。

 


 インストール方法

GitHubからダウンロードしてWordPressプラグインとしてインストール、有効化するとショートコードでリスト表示が可能になります。

スタイルはCSSでいい感じに調整してください。

 


ショートコード例

※例はOpen Space DEP. Motomachi Kobeブックスポットです。

[librize-book-list id=1239]

idにリブライズの場所IDを設定します。

 

※リブライズの場所IDの調べ方は、ブックスポットの設定編集時のURLから分かります。DEP.の場合以下のようになっています。

https://librize.com/places/1239/edit

 


その他のパラメータ

パラメータ名 内容 初期値 必須
id 場所ID
limit 取得件数 5
wrap ラップするタグ div
wrap_class ラップするタグのCSSクラス mt8lbl_book_list
no_title タイトルを表示しない false
random ランダム表示 false
link リブライズにリンクする true
image_size 画像サイズ(横) 75

 

[WordCamp Kansai 2015ふりかえり]当日スタッフ・ハンズオン世話人・スポンサーとして参加してきました。&プラグイン作りました

WordCamp Kansai 2015 Get Involved ―進化を続ける未来に出会おう―

2015年7月25日・26日のWordCamp Kansai 2015に当日スタッフ・コードを書かずに完成!コーポレートサイト作成ハンズオン世話人・スポンサーとして参加してきました。

3回目のWordCamp参加でした。

セッションを聞きに行ける時間が多かったので、参加者としても満足できました。


 

参加したセッション

1日目

コードを書かずに完成!コーポレートサイト作成ハンズオン

世話人として参加しました。

このセッションではコード(HTML・CSS・javascript・PHP)を書かずに管理画面の操作からのみでコーポレートサイトの機能を実装してみる。というチャレンジングな企画でした。

事前申し込みは満員御礼。当日受付もパンパン。

期待感がとても伝わってきてドキドキでした。

3名の参加者様に対して世話人1名で、声も通りやすく質問もしやすい空気が提供できたのではと思っています。

「この島は最速で完成を目指します」と宣言し、宣言通り30分時間を残して最後にじっくり質問タイムを取れました。

このあたりはハンズオンチームの皆さんと事前打ち合わせをしっかりしておいてよかったなーと思いました。

懇親会

ビール片手にいろんな方とお話をしようと歩き回ってみました。

WordBenchでお会いする方にもたくさん会えて楽しかったです。


 

2日目

地域活動におけるソーシャルの活用

「ワードプレスの”わ”の字も出てこないかもしれない」から始まったセッション。

地域活性化への取り組みという難しい問題でしたが、坂野さんのやわらかく力強い声に引き込まれるセッションでした。

また、質疑応答で「なぜWordPressを採用したのか?」という問いに対し、「WordPressだと、ちょっと困っても聞ける人が多いのがいい」というのには納得しました。あたらめてWordPressの広がりを感じました。

 

HHVM + Hack によるWordPressの超高速化

Facebook社開発のPHP実行環境「HHVM」。同じくFacebook社開発のPHP互換言語の「Hack」を用いてWordPressを高速化する、という内容でした。

まだ研究中とのことでしたが、VCCWのubuntuサポートブランチからだと簡単に導入できるということを聞いたので個人的に試してみたいと思います!

 

攻撃者からみたWordPressセキュリティ

さくらのビアバッシュの時にお話されていた内容のバージョンアップ版でした。

WordPress+セキュリティネタは最近取り上げられることが多いので、気になるセッションの1つでした。

具体的な例はなかなか出せないこともあったようですが、今後ポータルを運営して情報の共有を考えられているとこのとで、楽しみです!

 

Why WordPress Contributions Drive us to the Road of Innovation / WordPressへの貢献がイノベーションに繋がる理由

デジタルキューブ Kelさんのセッションでした。

デジタルキューブにジョインする前の経歴や、WordCampに初めて参加したときのことなど、「WordPressへの貢献」が今そして・未来につながっていくという素晴らしいお話でした。

 

Going Global: Introduction & Benefits of Multilingual WooCommerce using WPML Plugin / グローバルに行こう!WPML を利用した多言語 WooCommerce サイト構築の方法とメリット

WordPressの多言語プラグイン「WPML」のサポートをされているMaciejさんのセッションでした。

世界的にみても日本語のWebサイトは決して少なくないが、やはり英語がダントツで多い。また、海外から日本にきた英語圏の人がスマホ等で検索をすると、当然、英語圏版Googleからの検索となるので英語サイトをはじめ、多言語でサイトを運営することのビジネスチャンスについてのお話が印象的でした。


 

コントリビューターを探せ!

DSC02891

当日参加型企画の「コントリビューターを探せ!〜Contributor Hunt !〜」にも参加させて頂いて、初めましての方とお話する機会が持てたのが楽しかったです。

コアコントリビューター・プラグインデベロッパーのバッジをつけて歩き回っておりました。

コントリビューターがすごく多かったようで、景品が足りないぐらいだったみたいですね。

コアコントリビューターにクレジットして頂いたのはWordPress 3.8 “Parker”の2013年12月でした。もの凄く嬉しかったのをよく覚えています。


 

Mt8 Post Share

WordPress投稿をSNSシェアするプラグインを公開しました。

WordCampの前日に申請・当日朝に承認されてアップしました笑。

Mt8 Post Shareです。

機能は単純で、投稿画面にSNSシェアボタンを表示する。だけです。

以下のようなケースでの使用すると便利だと思います。

  • WordPressへの投稿時にFacebookやTwitterに連携したい
  • 連携時に定型文ではなく、少しコメントを書き込みたい
  • 投稿後にいちいち各SNSサイトに移動するのは面倒

Jetpack by WordPress.comの、”パブリサイズ共有”とうまく組み合わせると以下のようなケースでもいい感じに運用できるかと思います。

  • お店のSNSアカウント・SNSページはJetpackのパブリサイズ共有で自動連携
  • 個人のSNSアカウントにはMt8 Post Shareでコメント付きで連携

 

Facebook、Twitterの公式シェア方法でアカウント切り替えもできるので、便利じゃないかなーと思ってます。


 

 

プラグイン系のハンズオンがとにかくアツかった

何がアツかったかは、各ハンズオンの世話人のお名前を見れば分かりますよね。

めっちゃ参加したかったWordPress プラグイン作成のハンズオンと、WordPressで行う継続的インテグレーションのススメの資料が公開されたら熟読して今後、自分の開発にも取り入れていきたいと思います。

 

 

MW WP Formでスマホから完了メッセージが表示されないときに確認したこと

設置・運用しているフォームでスマホで操作すると完了メッセージが表示されずに空のフォームが表示される、ということがありました。

フォーラムにも似たような書き込みが。「スマホでの閲覧時、MW WP FORMの完了画面に行かない

具体的な解決に至っているようには見えないので、手元にあるいくつかのスマホ

で確認してみました。

すると、iPhone5+Chromeでたまに同様の現象が確認できました。

固定ページに貼付けていたのですが、送信ボタン押下で空フォームが表示されるまでがあまりに早い。

ああこれは、WP Super Cacheが頑張ってくれたのかと。

 

プラグインのよくある質問にも書いてあったのでこのことかと思われます。

「確認画面、管理画面に正しく遷移しないが、ログインしている状態であれば正しく動作する。」

※”管理画面”じゃなくて、”完了画面”かと思います。

はい、なのでWP Super Cacheの設定画面より「ここにキャッシュしないようにするページの文字列 (ファイル名ではなく) を追加します。・・・」の部分に設置ページのスラッグを入れておきました。これでしばらく様子をみてみたいと思います。

 

とはいえ、この現象が100%発生するわけでもないのが気になります。

 

WordPressで新着情報表示に最適なプラグイン「What’s New Generator」

WordPressでコーポレートサイトなどを構築する際に、よく要件に含まれるのが新着表示ですね。

更新日付・タイトルをリスト形式で並べるやつです。

get_postsquery_postsなどのテンプレート関数を使うか、pre_get_postsフィルターで処理すれば実装できますし、そういう実装をされているサイトが多いかと思います。

そんな新着表示をショートコードで実装可能なプラグインがあります。

それが、「What’s New Generator」です。

プラグインをインストールして、設定 – What’s New設定より設定します。

設定画面はこんな感じ。

whats-new

 

ショートコードは[showwhatsnew]です。

 

特定カテゴリだけ表示したい場合はスラッグ入力すればOKです。

また、NEW!マークの表示をサポートしていたり、日付のフォーマットも決めれるのが嬉しいですね。

 

ただ、WordPressで構築されたコーポレートサイトや個人サイト等で最新の新着情報が3年前・・・のようなサイトは結構見かけるので

あまり更新のないサイトならそもそも新着情報が本当に必要なのかを考えた方がよいかもしれません。

 

 

WordPressで画像キャプションを表示しない

WordPressの投稿エディタに画像添付時のキャプション表示をしたくない

 

WordPressで写真などのJPEG画像をメディアにアップして本文に挿入すると、画像の下にキャプション(文字)が表示されることがあります。

(今のところオリンパスで確認)

スクリーンショット 2015-07-03 10.03.36

こんな感じ。「OLYMPUS DIGITAL CAMERA」って出ます。

WordPressが画像保存時に、Exifなどの情報を参照してセットしているものをと思われますが、いちいち消すのも面倒です。

 

このキャプションを表示させないようにするには”disable_captions”フィルターにtrueを返せばよいです。

/*画像キャプションを無効化する*/
 add_filter( 'disable_captions', '__return_true' );

上記コードを、テーマの”funcitons.php”に貼り付けてください。

※このフィルターによるキャプションの無効化だとすべてのキャプションが使えなくなるので注意が必要です。

 

なお、この「OLYMPUS DIGITAL CAMERA」キャプションの件に関してはWordPressコアのチケット(課題管理)にもありました。

Image Uploads automatically puts “Olympus Digital Camera” as caption

 

WordPress 4.3 (2015/8/18)でのリリースに上記フィルターがadmin-filters.phpに組み込まれる流れだったようですが、チケットのステータスがFuture Releaseに変わりました。

(”OLYMPUS DIGITAL CAMERA”だったらキャプション表示にしない、というパッチはさすがに強引・・・?)

コア側ももう少し様子を見てみようといった感じでしょうか。

WordPressの書籍を執筆しました。

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