Facebook広告が承認されないときに確認すること

Facebook広告

Facebookではユーザーに向けて広告を出すことができますよね。

地域や年齢・趣味などでターゲッティングできるため、業種によっては非常に効率の良い広告を出すことができます。

 

作成した広告が承認されない

いつものように広告を作成し、審査完了を待っていたのですがなかなか配信が始まりませんでした。

広告配信開始のお知らせはメールで届くので、メールを待っていたのですが、半日してもメールが来ない。。

Facebookにログインして、今回宣伝をしようとしていたFacebookページの投稿を見ると、「宣伝していません」となっていました。

また、広告マネージャーで見ると

「ガイドラインに反しているため宣伝できません。画像内のテキストを確認してください。」

といった内容のアラートが出ていました。

 

Facebook広告に使う画像

Facebook広告に使う画像には以下のルールがあるので必ず守るようにしましょう。

でかでかと、「50%OFF」とか書くと大概アウトです。

画像内でのテキスト使用
広告に使う画像は、テキストの占める面積が20%を超えてはいけません。
これは画像内にテキストをできるだけ使わないほうが広告へのエンゲージメントが高まるからです。FacebookやInstagramでは上質なコンテンツだけが利用者の目に触れるようにしたいという理由もあります。このガイドラインは、すべての広告および動画サムネイルに適用されます。
お使いの画像がポリシーの要件を満たしているかどうかを確認するには、グリッドツールをご利用ください。
引用:https://www.facebook.com/policies/ads/

しかし、今回の広告画像は文字のない写真だけだった

Facebookのバグかと思い、写真を添付し直して再審査をしてもNG。。

投稿のテキストをコピーしておいて、再投稿してもNG。。

完全にお手上げ状態になったので、Facebook広告へ問い合わせをしようとしたときに気づきました。

 

fb-adsスクリーンショット 2016-05-03 10.59.04

投稿内にフェイスブックについて触れるときには注意しないといけない

今回、Facebook広告の対象となる投稿でフェイスブックに言及するときに注意点がありました。

フェイスブックに言及というと回りくどいのですが、今回のケースでは以下のような文章が投稿に含まれていました。

このfacebookページのチェックをお願いします!

以下のガイドラインによると、Facebookの先頭文字が大文字でない場合も広告審査NGの対象になるようです。

広告内でのFacebookへの言及
広告の中でFacebookに言及することが必要な場合もあるでしょう。そのようなケースでは、いくつかルールがあります。
するべきこと:
• 「Facebook」の「F」は大文字にする
• 「Facebook」という単語は、周りのコンテンツと同じフォントサイズとスタイルで表示する
するべきでないこと:
• 「Facebook」という単語の代わりにFacebookロゴを使用する
• 「Facebook」を複数形にする、動詞として使う、または、省略形で表記する
• 広告の画像内に改変したFacebookロゴを入れる
広告ポリシーの詳細についてはこちらをご覧ください。承認されなかった広告についてご不明の点がある場合は、Facebookにお問い合わせください。

 

引用:https://www.facebook.com/policies/ads/

 

結論:エラーメッセージが分かりにくい

今回のケースだと、Facebookへの言及に引っかかったことがすぐに分からないエラーメッセージだったので気づくのに時間がかかりました。

ただ、サービス名や、プロダクト名をしっかり記述することはとても大事なことです。

ワードプレスも「WordPress」が正解で、「Wordpress」や「wordpress」はNGです。

ちなみにWordPressには投稿本文内のフィルターフックに「capital_P_dangit」という関数があり、「Pが大文字化される」という処理が行われます。

参考:関数リファレンス/capital P dangit