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WordCamp Kansai 2015 Get Involved ―進化を続ける未来に出会おう―
2015年7月25日・26日のWordCamp Kansai 2015に当日スタッフ・コードを書かずに完成!コーポレートサイト作成ハンズオンの世話人・スポンサーとして参加してきました。
3回目のWordCamp参加でした。
セッションを聞きに行ける時間が多かったので、参加者としても満足できました。
参加したセッション
1日目
世話人として参加しました。
このセッションではコード(HTML・CSS・javascript・PHP)を書かずに管理画面の操作からのみでコーポレートサイトの機能を実装してみる。というチャレンジングな企画でした。
事前申し込みは満員御礼。当日受付もパンパン。
期待感がとても伝わってきてドキドキでした。
3名の参加者様に対して世話人1名で、声も通りやすく質問もしやすい空気が提供できたのではと思っています。
「この島は最速で完成を目指します」と宣言し、宣言通り30分時間を残して最後にじっくり質問タイムを取れました。
このあたりはハンズオンチームの皆さんと事前打ち合わせをしっかりしておいてよかったなーと思いました。
ビール片手にいろんな方とお話をしようと歩き回ってみました。
WordBenchでお会いする方にもたくさん会えて楽しかったです。
2日目
「ワードプレスの”わ”の字も出てこないかもしれない」から始まったセッション。
地域活性化への取り組みという難しい問題でしたが、坂野さんのやわらかく力強い声に引き込まれるセッションでした。
また、質疑応答で「なぜWordPressを採用したのか?」という問いに対し、「WordPressだと、ちょっと困っても聞ける人が多いのがいい」というのには納得しました。あたらめてWordPressの広がりを感じました。
Facebook社開発のPHP実行環境「HHVM」。同じくFacebook社開発のPHP互換言語の「Hack」を用いてWordPressを高速化する、という内容でした。
まだ研究中とのことでしたが、VCCWのubuntuサポートブランチからだと簡単に導入できるということを聞いたので個人的に試してみたいと思います!
さくらのビアバッシュの時にお話されていた内容のバージョンアップ版でした。
WordPress+セキュリティネタは最近取り上げられることが多いので、気になるセッションの1つでした。
具体的な例はなかなか出せないこともあったようですが、今後ポータルを運営して情報の共有を考えられているとこのとで、楽しみです!
Why WordPress Contributions Drive us to the Road of Innovation / WordPressへの貢献がイノベーションに繋がる理由
デジタルキューブ Kelさんのセッションでした。
デジタルキューブにジョインする前の経歴や、WordCampに初めて参加したときのことなど、「WordPressへの貢献」が今そして・未来につながっていくという素晴らしいお話でした。
WordPressの多言語プラグイン「WPML」のサポートをされているMaciejさんのセッションでした。
世界的にみても日本語のWebサイトは決して少なくないが、やはり英語がダントツで多い。また、海外から日本にきた英語圏の人がスマホ等で検索をすると、当然、英語圏版Googleからの検索となるので英語サイトをはじめ、多言語でサイトを運営することのビジネスチャンスについてのお話が印象的でした。
コントリビューターを探せ!
当日参加型企画の「コントリビューターを探せ!〜Contributor Hunt !〜」にも参加させて頂いて、初めましての方とお話する機会が持てたのが楽しかったです。
コアコントリビューター・プラグインデベロッパーのバッジをつけて歩き回っておりました。
コントリビューターがすごく多かったようで、景品が足りないぐらいだったみたいですね。
コアコントリビューターにクレジットして頂いたのはWordPress 3.8 “Parker”の2013年12月でした。もの凄く嬉しかったのをよく覚えています。
Mt8 Post Share
WordPress投稿をSNSシェアするプラグインを公開しました。
WordCampの前日に申請・当日朝に承認されてアップしました笑。
機能は単純で、投稿画面にSNSシェアボタンを表示する。だけです。
以下のようなケースでの使用すると便利だと思います。
- WordPressへの投稿時にFacebookやTwitterに連携したい
- 連携時に定型文ではなく、少しコメントを書き込みたい
- 投稿後にいちいち各SNSサイトに移動するのは面倒
Jetpack by WordPress.comの、”パブリサイズ共有”とうまく組み合わせると以下のようなケースでもいい感じに運用できるかと思います。
- お店のSNSアカウント・SNSページはJetpackのパブリサイズ共有で自動連携
- 個人のSNSアカウントにはMt8 Post Shareでコメント付きで連携
Facebook、Twitterの公式シェア方法でアカウント切り替えもできるので、便利じゃないかなーと思ってます。
プラグイン系のハンズオンがとにかくアツかった
何がアツかったかは、各ハンズオンの世話人のお名前を見れば分かりますよね。
めっちゃ参加したかったWordPress プラグイン作成のハンズオンと、WordPressで行う継続的インテグレーションのススメの資料が公開されたら熟読して今後、自分の開発にも取り入れていきたいと思います。